「毎月の収入があと数万円あったら──」
そんなふうに思ったことはありませんか?
物価が上がり続ける今、投資の世界で“安定収入をつくる”という考え方が注目されています。
その中心にいるのが、米国高配当ETF「VYM」。
今回はそんな「VYM」について解説します!
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そもそもVYMとは?
VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF) は、世界最大級の資産運用会社・バンガードが提供する、米国の高配当大型株にまとめて投資できるETF です。
およそ 400銘柄以上 の企業に分散投資しており、金融・エネルギー・生活必需品・ヘルスケアなど、米国を代表する安定企業が中心。
VYMの大きな特徴は「安定した配当+長期的な値上がり」
- 配当利回りは おおむね3%前後
- 景気に比較的強い「大型株」が中心
- 毎年の配当支払い回数は 年4回(四半期ごと)
つまり、
✔ 値動きが安定しやすい
✔ 毎年コツコツとインカムゲインが得られる
✔ 長期保有で複利効果を得やすい
という「中長期投資」と相性の良いETFです。
VYMがカバーする銘柄は“堅実派”が多い
VYMは企業の配当支払い能力を重視するため、
スタートアップや赤字成長企業ではなく、ビジネス基盤が強く、長年配当を続けている企業が中心。
さらに、米国ETFのなかでは珍しく
REIT(不動産投資信託)が除外されている のもポイントです。
不動産系の景気変動リスクをなくし、
配当の安定感を高めているのがVYMの魅力。
VYMの特徴
ここからは、投資家に長く愛され続けている「理由」を深掘りしていきます。
圧倒的に低い経費率
VYMの経費率は 0.06%前後 と業界最低水準。
100万円投資しても年間のコストは たった600円ほど。
長期投資において、
「コストが安い」=「手元に残る利益が増える」
これが最強の武器になります。
四半期ごとの配当金で“定期収入”が入る
VYMは年4回(3月・6月・9月・12月)に配当金を受け取れます。
これを 再投資 すれば、配当金がさらに配当金を生む“複利の雪だるま”が加速。
初心者でも、
✔ 毎月の積立NISAのようにコツコツ資産が増える
✔ 老後資金の柱として利用できる
というメリットを得られます。
幅広い業種へまとめて分散投資
VYMは400銘柄以上に分散されているため、
特定の企業が不調でも大きな影響を受けにくいのが強み。
VYMの構成銘柄 — 安定企業がズラリと並ぶ
VYMの魅力を語るうえで欠かせないのが、構成銘柄の“質の高さ” です。
米国の大型高配当株を中心に、安定した利益と配当実績を持つ企業がそろっています。
VYMの上位構成銘柄(代表例)
| 銘柄名 | 業種 | 比率(目安) |
|---|---|---|
| ブロードコム(AVGO) | 半導体 | 約6.7% |
| JPモルガン・チェース(JPM) | 金融 | 約4.1% |
| エクソン・モービル(XOM) | エネルギー | 約2.4% |
| ジョンソン&ジョンソン(JNJ) | ヘルスケア | 約2%前後 |
| ウォルマート(WMT) | 小売 | 約1.5%前後 |
| ホームデポ(HD) | 住宅・小売 | 約1.5%前後 |
ブロードコム(AVGO)
半導体・通信インフラの巨大企業で、近年はAI関連の需要拡大で売上・利益ともに成長。
配当も毎年増配を続けており、VYMの安定成長の牽引役になっています。
JPモルガン(JPM)
金融業界の“最強企業”。
金利上昇局面で収益が伸び、景気後退局面でも堅実に利益を出す基盤の強さが特徴。
高配当ETFに組み込むメリットが大きい企業です。
エクソン・モービル(XOM)
世界最大級の石油メジャー。
資源価格の変動はあるものの、長期的には安定したキャッシュフローを生み続ける“配当の王者”です。
◎ 上位10銘柄で全体の約24%
個別株の影響を受けすぎないよう、
上位10銘柄でも全体の24%程度に抑えている分散設計 がポイント。
特定企業の不調に資産が左右されにくい
→ 長期保有に向いたポートフォリオ
これが、初心者にも上級者にも支持される理由です。
VYMが向いている人・メリット
ここからは、実際にどんな投資家と相性が良いのかを解説します。
安定した配当収入を軸にしたい人
VYMは大きな値上がりは狙いにくいものの、
“毎年コツコツと配当を積み上げる” という投資スタイルに最適です。
- 老後資金の形成
- 給与以外の収入源づくり
- インカムゲインを重視した運用
こうしたニーズにしっかり応えてくれます。
長期的な資産形成を考える人
VYMは値動きが比較的安定しており、
長期で見れば配当+緩やかな値上がりの両方が期待できます。
特に
✔ 米国株の成長
✔ 適度な配当収入
✔ 400銘柄超の分散
この3つを“一度に手に入れたい人”に最適。
個別株を研究する時間がない人
米国高配当株を1社ずつ調べるのは非常に大変ですが、
VYMなら1本でまとめて投資 できます。
- 業種分散
- 大型株中心
- 配当実績のある企業ばかり
リスク管理がしやすく、投資初心者でも扱いやすいETFです。
投資時の注意点 — VYMの“弱点”も理解しておく
VYMは高配当ETFとして非常に優秀な商品ですが、
「万能」というわけではありません。
ここでは、投資前に知っておきたい注意点をまとめます。
高成長株(グロース株)は基本的に含まれない
VYMは“配当を安定的に支払える大型企業”が中心。
そのため、
- Amazon
- Meta
- NVIDIA
- Alphabet(Google)
といった 急成長テクノロジー企業はほぼ含まれません。
つまり、
✔ キャピタルゲイン(値上がり益)を最大限狙う投資とは相性が悪い
という点は理解しておく必要があります。
VYMはあくまで、
「安定性 × 配当 × 長期保有」
を目的としたETFです。
配当金は“変動する”ことを忘れない
高配当ETFというと、「毎年同じ金額がもらえる」と考える人もいますが、
実際には 配当金は景気によって上下します。
- 企業の業績悪化
- 世界的な不況
- 財務戦略の見直し
こうした要因で、配当金が減ることもあり得ます。
とはいえ、VYMが組み入れているのは 財務基盤の強い大型企業が中心 のため、
過去を見ても配当が急激に下落したケースは多くありません。
“安定性は高いが絶対ではない” と理解しておくことが大切です。
円高局面では基準価格が下落しやすい
米国ETFである以上、為替の影響は避けられません。
- 円安 → 基準価格は上がりやすい
- 円高 → 基準価格は下がりやすい
ただし、長期保有であれば為替は平均化されていくため、
短期の為替変動を気にしすぎる必要はありません。
まとめ — VYMは“堅実な長期投資の味方”
最後に、この記事のポイントを整理します。
◎【VYMの強み】
- 米国大型高配当株 400銘柄以上に分散投資
- 経費率 0.06%前後 と業界最低水準
- 四半期ごとの配当金 でインカムゲインが得られる
- 安定企業が多く、値動きが比較的マイルド
- リスクを抑えながら“米国成長×配当”の両方を狙える
◎【VYMが向いている人】
- 安定した配当収入を手に入れたい人
- 老後資金や長期資産形成を重視する人
- 個別株を研究する時間がない人
- 米国株の成長と配当の2つをバランスよく得たい人
◎【注意点】
- ハイテク成長株は少ないため、爆発的な値上がりは期待しにくい
- 景気によって配当は変動する
- 為替の影響を受ける
VYMは、派手さはなくても長期でしっかり資産が育つ“堅実投資”の代表格。
米国株投資の初心者から上級者まで幅広く活用でき、
老後資金づくりにも最適なETFです。



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