ラクスルバンクとは?手数料119円の法人口座を徹底解説

資産運用

「振込のたびに数百円取られるのがもったいない」「法人口座の開設だけで数週間待たされた」——中小企業やフリーランスの経営者なら、一度はこう感じたことがあるはずです。

この記事では、ラクスルバンクの特徴からメリット・デメリット、実際に開設してみた感想まで、FP2級の視点でフラットに解説していきます。

📋 この記事でわかること
・ラクスルバンクが選ばれる4つの理由
・他行との振込手数料・開設スピード比較
・口座開設の流れと必要書類
・実際に使ってみた実体験レポート
・デメリット・注意点を正直に解説

ラクスルバンクとは?運営会社の信頼性をチェック

ラクスルバンクは、印刷・広告のプラットフォームを展開するラクスル株式会社が100%出資する子会社「ラクスルバンク株式会社」が提供する金融サービスです。

ラクスルバンク株式会社
会社名:ラクスルバンク株式会社(RAKSUL BANK INC.)
設立:2024年11月1日
資本金:2億5,000万円
代表者:杉山 賢(代表取締役CEO、ラクスルグループCFO兼任)
株主:ラクスル株式会社100%
業務内容:銀行代理業(預金の受入、為替取引を内容とする契約締結の媒介)

重要なポイントは、ラクスルバンク自体が銀行免許を持っているわけではなく、GMOあおぞらネット銀行を所属銀行とする「銀行代理業」として運営されている点です。
財務省関東財務局から2025年10月29日付で銀行代理業の許可を取得しており、実際の預金業務やシステムはGMOあおぞらネット銀行が担っています。
まり、預金の安全性についてはGMOあおぞらネット銀行の枠組みがそのまま適用されるということです。「聞いたことのない新興サービスにお金を預けて大丈夫?」と不安に思う方もいますが、バックエンドは実績のあるネット銀行が支えている、という理解で問題ありません。

他行と比べてどれだけお得?数字で見る違い

「119円」と言われてもピンと来ない方のために、主要なネット銀行と並べてみました。GMOあおぞらネット銀行本体や大手ネット銀行の振込手数料は140円台が主流ですが、ラクスルバンクはそこからさらに一段安い設定になっています。

銀行名他行宛振込手数料口座開設スピード
ラクスルバンク119円最短当日
GMOあおぞらネット銀行(本体)145円最短当日〜
PayPay銀行145円最短当日〜
楽天銀行(ビジネス口座)150円〜数日〜1週間
メガバンク(窓口)数百円台後半が中心2〜3週間

※各社公表情報をもとに作成。金額・条件は変更される場合があるため、必ず各社公式サイトでご確認ください。 他行宛振込手数料の比較(税込) ラクスルバンク 119円 GMOあおぞら本体 145円 楽天銀行 150円〜

この差、放っておくと年間数万円のコストに 月30件の他行振込がある会社なら、他社比で年1万円以上の差が生まれる計算です。まずは無料で条件をチェック。

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ラクスルバンクが選ばれる4つの理由

① 他行宛て振込手数料が1件119円

ラクスルバンクの最大の武器は、他行宛て振込手数料119円という価格設定です。上の比較表の通り、同じGMOあおぞらネット銀行のインフラを使う本体サービスや、他の主要ネット銀行と比べても一段安い水準です。

月に50件、100件と振込が発生する経理担当者からすれば、この差は年間で見ると決して小さくありません。振込1件あたり数十円の差でも、取引先への支払いが多い業種(外注が多いIT企業、仕入れの多い卸売業など)では積み重なって大きなコスト差になります。

② 法人口座開設が最短当日・オンライン完結

従来の銀行で法人口座を開設する場合、書類のやり取りや来店予約で2〜3週間かかることも珍しくありません。ラクスルバンクはパソコン・スマートフォンからオンラインで申し込みが完結し、本人確認もオンラインで完結するため、条件を満たせば最短当日での口座開設が可能とされています。

ただし、口座開設にはGMOあおぞらネット銀行所定の審査が必要で、審査状況や申し込みタイミング(銀行休業日など)によっては当日開設できない場合もある点は正直に押さえておきましょう。

金融庁の監督指針でも、金融機関には反社会的勢力の排除等を目的とした厳格な口座管理態勢が求められており、これはラクスルバンクに限らずすべての金融機関に共通するルールです。

③ デビットカード決済で通常2.0%ポイント還元

ラクスルバンクデビットカードは発行手数料・年会費無料でありながら、利用額の通常2.0%がポイントとして還元されます(紛失等による再発行には手数料がかかります)。

GMOあおぞらネット銀行本体が発行する法人向けデビットカードの還元率が一律1%であることと比べても、還元率は2倍の設定です。
貯まったポイントは1ポイント=1円として、ラクスル内の印刷・広告・ホームページ制作などのサービスに利用可能です。

名刺やチラシ、封筒などを定期的に印刷している会社なら、経費決済で貯めたポイントをそのまま次回の印刷代に充てられるのは地味に効果的です。

社内備品や販促物のコストダウンにも直結します。

④ 強固なセキュリティと使いやすいアプリ

GMOあおぞらネット銀行のFISC安全対策基準に準拠したシステムに加え、取引時には2段階認証を導入。振込承認などの重要操作の際に不正取引リスクを抑える仕組みが整っています。

また、専用アプリでは口座残高・直近の入出金明細をホーム画面で即座に確認でき、全銀協フォーマットのCSVファイルをアップロードすれば最大99件の振込を一括申請可能。

承認者側もスマホから外出先で承認できるため、経理担当者と決裁者が別々の場所にいても業務が止まりません。

口座開設の流れ

ラクスルバンクの口座開設は、大きく分けて「ラクスル側での操作」と「GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設ナビでの手続き」の2段階です。

STEP1:ラクスル側での操作(約5分)
申込開始 → ラクスルアカウントにログイン(未登録なら新規会員登録) → 規約同意


STEP2:法人口座開設ナビでの本人確認
「マイナンバーカード読取」「自撮り動画(セルフィー)」「アップロード・郵送」のいずれかの方法で本人確認を実施


STEP3:事業内容の入力・必要書類の提出
事業内容の詳細を入力し、必要書類をアップロード


STEP4:審査完了後、初期設定
法人口座開設ナビで初回ログイン情報を確認 → 2段階認証を設定 → ログイン完了



注意点として、取引責任者と代表者が同一人物であることが条件となるケースなど、細かい要件があります。また審査状況や銀行休業日に申し込んだ場合は当日開設ができないこともあるため、「今日中に口座が欲しい」という場合は平日の早い時間帯に申し込むのがおすすめです。

💬 みずポンの実体験レポート

実際に申込フローを確認したところ、最初のラクスルアカウント登録さえ済ませてしまえば、あとは案内に沿って本人確認書類をアップロードしていくだけというシンプルな作りでした。特に助かったのが、普段使っているラクスルのメールアドレスとパスワードでそのままログインできる仕様。新しいパスワードを管理する手間がなく、「また新しいIDとパスワードか…」というありがちなストレスが最初からありませんでした。すでにラクスルで印刷や広告を発注している経営者なら、心理的なハードルはかなり低いはずです。

こんな経営者・会社に向いている

  • 取引先への振込件数が多い会社:外注費・仕入れ費の支払いが月に何十件もある企業ほど、119円という振込手数料の恩恵は大きくなります。
  • すでにラクスルで印刷・広告を利用している会社:デビットカードのポイントがそのまま印刷代・広告費の割引になるため、実質的な還元効果が高くなります。
  • 法人口座開設をスピーディに済ませたい起業直後の会社:最短当日開設・オンライン完結という手軽さは、創業したばかりで時間の取れない経営者にとって大きなメリットです。
  • スマホで経理業務を完結させたい会社:残高確認から振込承認までアプリで完結するため、店舗型銀行の営業時間に縛られたくない人に向いています。
👨‍💼 専門家コメント(FP2級・証券外務員一種)

法人口座は一度開設すると切り替えるハードルが意外と高いサービスです。だからこそ、開設前に「振込手数料」「月間の振込件数」「普段使うサービスとの相乗効果」の3点を具体的な数字で比較することをおすすめします。例えば月30件の他行振込がある会社なら、手数料差が1件あたり数十円でも、年間では数万円単位のコスト差になります。メイン口座を完全に切り替えるのではなく、まずは振込用のサブ口座として併用しながら使い勝手を確認する、という段階的な導入も現実的な選択肢です。

デメリット・注意点も正直に解説

⚠️ 開設前に確認しておきたいポイント

審査が必須で、開設を保証するものではない:GMOあおぞらネット銀行所定の審査があり、必ず口座が開設できるとは限りません。「審査がゆるい」金融機関は存在しない、というのが業界共通の見解です。

ラクスルアカウントが前提:申込にはラクスルアカウントへのログインが必要です。ラクスルを使ったことがない場合はまず会員登録から始めることになります。

デビットカードの再発行は有料:発行手数料・年会費は無料ですが、紛失等による再発行には手数料が発生します。

銀行代理業という位置づけ:ラクスルバンク自体は銀行免許を持たず、GMOあおぞらネット銀行の銀行代理業として運営されています。サービスの実態を理解した上で利用することが大切です。

よくある質問

Q. 個人事業主でも口座開設できますか?

A. ラクスルバンクは法人向け金融サービスとして提供されています。個人事業主の場合は事前に公式サイトの対象条件を確認しておくと安心です。

Q. 本当に当日中に口座は使えるようになりますか?

A. 条件を満たせば最短当日開設が可能とされていますが、審査状況や申し込みタイミング(銀行休業日など)によっては日数がかかる場合があります。あくまで「最短」である点は理解しておきましょう。

Q. デビットカードのポイントはどこで使えますか?

A. 貯まったポイントは1ポイント=1円として、ラクスル内の印刷・広告・ホームページ制作などのサービスに充当できます。

振込コストを見直すなら、まずは公式サイトをチェック 口座開設・維持は無料。審査には数日を要する場合があるため、検討しているなら早めのチェックがおすすめです。
業界最安級の手数料で法人口座を即日開設!【ラクスルバンク】
この記事を書いた人:みずポン FP2級(ファイナンシャル・プランニング技能士2級)・証券外務員一種保有。「サクッとお金マスター」運営者として、FX・保険・資産運用・クレジットカードなど、お金にまつわるテーマをわかりやすく発信しています。

最終更新日:2026年9月26日

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・サービスへの加入を勧誘するものではありません。手数料・還元率・審査基準・キャンペーン内容等は変更される場合がありますので、お申し込みの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。口座開設には所定の審査があり、開設をお約束するものではありません。当サイトは紹介する商品・サービスによって広告収益を得る場合があります。

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